樹木とオーニング、日除け対策はどちらにしますか?

冬の日だまりはとても気持ちいい〜

この時期には縁遠い話かもしれませんが、日除けの話。

 

落葉樹は夏の木陰をつくり、冬は暖かな陽射しをとどけてくれます。もちろん、植える場所によりますが(*^^*)

(北側だとその季節ごとの効果はあまり感じないかもしれないですから。)

 

東向きや南向き、そして西向きに、掃き出し窓のあるリビングを想像してみてください。

 

例えば東向きのリビング、夏の朝日は室内にいると暑い。。朝方に冷えた空気を室内に取り込むと同時に朝日で室温が上昇。この場合、朝日を遮るような落葉樹があるだけで、直射のイライラが半減します。冬は落葉するので、あたたかな陽射しを室内に取り込めますね。同じように、南向きも西向きも何時から何時まで夏は直射があるのか、実際に部屋を観察してみましょう。直射の時間帯に合わせた落葉樹を選ぶことが大切です。

 

この樹木が好き!で植える前には、必ずその樹木の生育条件を知ってください。樹木も人と同じで暑さが苦手、長時間の直射は葉焼けする、一日中太陽を浴びていたい樹木と色々ですから。

 

植物を植えるスペースがない場合、オーニング(日除け)も効果的ですね。この場合、初期の取付工事や本体そのものに金額がかかりますが、メンテナンスがラクという長所があります。落葉樹の長所は新芽や花、紅葉、冬のシルエットを楽しめることです。ただし、落葉の頃は落ち葉かき、真冬(2月初旬)の寒肥などかならず人が関わる必要がでてきます。

 

どのような暮らしをしていきたいのか、そのあたりも考えながら庭づくりの打合せをしています。どうしていいか分からない!という方はぜひお声がけ下さい。

 

ガーデンデザイナー 宮森有子

 

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